長万部高校の日常

長万部高校の日常

第73回卒業証書授与式

 令和6年3月1日(金)第73回卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、校歌・国歌の斉唱や来賓の方にご出席いただくなど、コロナ禍以前の形となりました。卒業生15名は、校長から卒業証書を受け取り、保護者の方々へ成長した姿を見せていました。在校生を代表して2年生の加藤翔和さんが送辞を、卒業生を代用して佐藤玲花さんが答辞を、それぞれ立派に披露し、感動的な式となりました。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

第3回学校運営協議会

  2月27日(火)第3回学校運営協議会を開催しました。町教育長近藤英隆様、長万部小学校附田勇人校長、長万部中学校雨澤啓司校長をオブザバーとして迎え、全体会と部会を実施しました。今回の協議テーマは「1年間の反省」と「次年度への取組」についてです。部会では貴重なご意見をいただき活発な話し合いが行われました。参加くださいました委員の皆様ありがとうございました。

「まちの豊かさ」を考える授業【現代の国語】

2月15日(木)・16日(金)両日、1年生の「現代の国語」の授業「まちの豊かさとは何か」で地域の方々を招いた授業を行った。
 1日目の15日は地域の方々8名が参加。各グループに入って「高校生と地域の方々が繋がる方法」を協議した。

2日目の16日は地域の方が6名参加し、各グループ毎で協議した。最後に「まちを豊かにする方法」をまとめて発表。地域の方々からも様々な意見をいただき改めて地域の課題や活性化の可能性を考え発表することができた。次年度以降は生徒たちが具体的に行動していく。

「幼稚園訪問実習」

 12月5日(火)、1月23日(火)に3年生の選択科目「子どもの発達と保育」の授業でマリア幼稚園訪問実習に行ってきました。

 1回目の12月には、全体で自己紹介と年少、年中、年長クラスに分かれて交流をし、2回目の1月には生徒達がオリジナルで一人1冊心を込めて考案、作成した手作り絵本を持参し、読み聞かせや一緒に交流をさせて頂きました。   

 12月の出前講座で長万部町立図書館司書の亀田様より学んだ絵本の持ち方や読み聞かせの仕方を意識しながら3度披露させていただくことが出来ました。実習の中のふれ合いや交流を通して学び、充実した時間を過ごしていました。

 生徒の皆さんは、「言葉遣いに気をつけたり、行動を意識するなど、神経を使う瞬間だったが、癒される空間だった。素直な子が多くて可愛かった。」「あまり関わることが無かった子ども達と関われて良かった。2回の実習を通して、興味の持たせ方や接し方など様々な事が学べたので今後も活かしていきたい。」「自分で作った絵本は本当に子ども達に喜んでもらえるかずっと不安だったが、「面白かった」と言ってくれた子もいて、とても嬉しく、ほっこりとした気持ちになった。」などの感想を述べており、1年間の授業で学んだことの集大成となり、自分の進路や将来の生活の中で役立てられる貴重な体験実習となりました。

 マリア幼稚園の川本加奈園長先生はじめ、職員の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

第19回北海道高等学校バレーボール新人戦大会函館地区予選会

 1月13日(土)、バレーボール部の男子2名は、北海道江差高等学校と合同チームを結成して函館市で開催された「第19回北海道高等学校バレーボール新人戦大会函館地区予選会」に出場しました。
 結果は予選リーグ敗退でしたが、前大会よりも成長した技術を発揮し積極的にチャレンジしていく姿勢がとても印象的でした。過去の大会よりも多くの得点を決めることができて、とても喜んでいる様子でした。今回の結果を糧にし、今後の活動により一層力を入れて取り組みます。

令和5年度体育大会

 12月25日(月)、体育大会を実施しました。
 今年度は、バレーボール、バスケットボール、ドッジボールの3競技を行いました。
 バレーボールとバスケットボールは学年を縦割りでチーム分けをしました。初の試みでしたが、学年の垣根を越えて一致団結し盛り上げることができ、思いやりの精神が詰まった長高生らしい一面が見られました。また、優勝チームは教員チームとエキシビジョンマッチを行い、バレーボール、バスケットボールどちらも、見事に生徒チームが勝利しました。
 ドッジボールは2学年が優勝しました。3年生は最後の行事で悔しい思いをしましたが、最後にクラス一丸となり挑めたため、清々しく一年を終えることができました。
 最後には各競技の優勝チームとMVPを表彰し、表彰状と景品のお菓子が校長より授与されました。

 

地域の方々と意見交流を行いました

 12月22日(金)5,6校時、1学年「総合的な探究の時間」で、長万部町の福祉や町おこしに関わっておられる山内惠二様、佐藤望美様、髙野暢子様をお招きし、地域課題をテーマに意見交流を行いました。生徒の皆さんは非常に熱心にお話を聞き、長万部町の課題について理解を深めていました。また、課題に対してどのようなアクションが起こせるか真剣に考え、提案していました。今後の「総合的な探究の時間」で、今回挙がった課題の中から実際に探究に取り組む課題を決め、解決に向けて活動していく予定です。

絵本の読み聞かせ出前講座

 12月21日(木)6校時の3年生「子どもの発達と保育」の授業にて、長万部町立図書館司書の亀田純孝様に来校していただき、「絵本の読み聞かせ」について、講義をして頂きました。

 亀田様から、読み聞かせの効果、選書の目安、ユニークな読み聞かせの例、読み聞かせのNGなどお話しをしていただきました。また実演もしていただき、絵本の持ち方や読み聞かせの仕方のコツなど、アドバイスもいただきました。

 生徒の皆さんからは、「年齢に合わせて読み聞かせの仕方の工夫することを知れて良かったです。」「初めての読み聞かせは緊張しましたが、実際にやってみると、自分なりに楽しむことが出来ました。人によって、色々な読み方がある点が奥深いなと思いました。」「読み聞かせはただ読むだけでなく、相手にどうやったら興味を持ってもらえるか、最後まで楽しんでもらえるかが大切だということを感じました。」などの感想を述べており、来月の長万部町マリア幼稚園訪問実習の際や近い将来に役立てられる貴重な講義となりました。

 講師で来校頂きました亀田純孝様、ご協力ありがとうございました。

 

対面授業を実施しました

 12月21日(木)、北海道高等学校遠隔授業配信センター(T-base)より木村郁夫先生が来校され、2学年「数学B」の対面授業を実施しました。普段の遠隔授業と違い、先生と直接コミュニケーションを取りながら学習できるため、生徒たちはいつも以上に熱心に取り組んでいました。

令和5年度 探究チャレンジ・道南

 12月20日(水)、北海道教育庁檜山、渡島教育局主催の令和5年度S-TEAM教育推進事業「探究チャレンジ・道南」選考会が、ZOOMによるオンラインで実施されました。今年度は本校2学年の呉晴樹さんと山本悠陽さんの二名が参加し、長万部町に建設予定である新幹線駅構内の滞留空間について、防災の視点より自分たちの探究成果と考察を述べました。同生徒は、先月11月に本校で実施された小中高合同発表会で最優秀賞を受賞したことにより、発表の機会を得ました。

 本選考会では計17校の発表が行われ、各発表後には高校生同士の活発な質疑応答が行われました。他校の発表を聴くことを通じて、優れたプレゼンテーションスキルに触れることができ、また内容面においても、各校特有の地域性を生かした探究活動とその考察を聴くことができました。

 惜しくも最優秀賞の受賞は叶いませんでしたが、本選考会は、他校生徒と一斉交流することができる貴重な経験となりました。この経験を通じて感じた刺激や得た知識は、今後の学習活動だけではなく、これから本格化する進路活動に生かせれば良いと思います。