長万部高校の日常

2021年7月の記事一覧

性教育講演会

 7月2日(金)に性教育講演会を行いました。八雲総合病院 助産師の貴田さんと看護師の川村さんが来校し、男女の付き合い方・接し方やデートDV、性感染症、妊娠・出産、LGBTなど、性に関する内容の講話をしていただきました。

 生徒からは「将来、必要になる知識だから学ぶことができて良かった」、「自分の考えを一方的に押しつけることもデートDVになるということを知ることができた」、「相手のことも自分のことも大事に考えていけるようになりたい」などといった感想がありました。また、出産の映像を見て、「出産するまでにはたくさんの苦労があり、生まれてからも子育てが大変だと感じたので、親に感謝したいと思った」という感想も見られ、改めて親への感謝の気持ちが溢れている生徒もいました。

情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、たくさんの情報があふれているからこそ、正確な情報を得ることが難しくなっています。今回の性教育講演会で学んだことを忘れずに正しい情報を選択できる人になってほしいと思います。

町内清掃

6月29日(火)

 2,3年生が町内清掃を行いました。6班に分かれ、それぞれが担当する地区のゴミ拾いを行い、町内の美化に貢献しました。

 生徒からは「町内のゴミのポイ捨ての問題という捉え方ではなく、SDGsの観点から地球環境や他の動植物への影響を考えた。改善するために何ができるかを考えたい」という意見や「2,3年生が協力して作業をしたので、親交が深まった」という感想がありました。

 町内清掃を通し、町の美化と生徒の成長を感じる時間となりました。

[Students Picking Up Garbage]

On January 29th (Tuesday), the second and third years went out and cleaned the town.

 The students were first divided into six groups and then contributed to making the town more beautiful by picking up litter off the street, of which each group was in charge.

 Feedback from one of the students says that the student thought about negative effect that litter has on the global environment, animals, and plants particularly in terms of SDGs, not simply about the town being cluttered up with garbage. The student would also consider what people can do to protect the environment together. Another student said that through collaborating and working together with other people(students), they could deepen the relationship with one another, even across the second and third students.

 

 This event was a great opportunity for the students to beautify the town and learn something new.
(Written by Yuto Kobayashi, 2021 2nd year)

宿泊研修を終えて(1学年)

6月28日(月)、29日(火)の2日間、1年生はネイパル森へ宿泊研修に行ってきました。生徒たちにとっては、このメンバーで行う初めての宿泊行事となります。

 1日目に行った主な活動はサイクリング、ボートオリエンテーリング、野外炊事でした。サイクリングではネイパル森を班ごとに出発し、アップダウンの激しい道のりを走り大沼へ向かいました。ボートオリエンテーリングでは2〜3人1組のグループに分かれ、コンパスを活用しながら与えられたチェックポイントを巡りました。最初はボートの漕ぎ方がぎこちなかった生徒も、ゴールする頃にはすっかり慣れていて、その姿はとても格好良かったです。そしてネイパル森に戻った後、カレーライスを作りました。お互い声を掛け合いながら料理する姿はとても頼もしく、完成したものはどれも非常に美味しそうでした。

2日目はコミュニケーショントレーニング、ペタンク、5色綱引きを行いました。コミュニケーショントレーニングでは多くのゲームを通じ、他生徒と交流しました。ある生徒による後日談では「普段あまり話さない生徒と話せる機会になったので楽しかった」とのこと。生徒にとって意義のある時間になって良かったです。

 最後は、ホームルーム委員長の長谷川 楓(はせがわ かえで)による挨拶で、退所式を終えました。

 2日間、活動がぎっしり詰まっていたことから、帰る頃にはみんなすっかり疲れた様子でした。この宿泊研修は生徒1人1人にとっても、1Aという集団としても大きく成長できた、とても充実した時間となりました。