長万部高校の日常

2023年11月の記事一覧

小中高合同発表会

 11月13日(月)小中高合同発表会を実施しました。
 長万部小学校6年生、長万部中学校2年生、来賓の方々に向けて、2年生は「北海道新幹線長万部駅の滞留空間のデザインについて」1年生は「各班で好きな事をテーマに課題を探究」を発表しました。
 今回の「総合的な探究の時間」を通して、小中高校生が交流を深め、社会や地域の問題への関心・理解を共有することができました。
 また、今回最優秀賞を受賞した「⑥防災ゾーン」のグループは12月20日(水)に実施される道教委主催のS-TEAM 教育推進事業 令和5年度「探究チャレンジ・道南」に参加する予定です。
 ご来賓の長万部町教育委員会教育長近藤様をはじめ、長万部町新幹線推進課課長岸上様、学校運営協議会委員の皆様、まちづくり推進会議委員の皆様、渡島教育局主査河村様ありがとうございました。
 November 13th (Mon), we had a big meeting with students from the primary and junior high school in town, the 2nd years in our school making presentations about the new station (to be built) for the bullet train leading up to Sapporo and the 1st years about their research basing it on their own personal interests.
 Through the meeting, the students deepened thier relationship with one another across the three different schools, and shared their interest and understanding on what is happening in society around them.
  The 2nd year students had been grouped into 6, and talked about different topics about the shared theme (the new station) at the meeting. After all the presentations, one best group was chosen. The group will be moving up onto a next contest at which reperesentative groups from each high school in the Southern part of Hokkaido will gather up and share their ideas.

薬物乱用防止教室

 11月15日(水)心とからだの健康学習の一環として、薬物乱用防止教室を実施しました。当日は、八雲警察署生活安全課 山田剛様、小原澪様にお越しいただき、薬物に関する講演をしていただきました。生徒の皆さんは薬物の誘惑に負けない気持ちを再確認できたようです。また、さすまたや椅子を使っての不審者制圧の実演も大変参考になりました。

探究活動に係る講演会を実施しました

 11月10日(金)探究活動に係る講演会を実施しました。
 今回は、青森大学社会学部の櫛引素夫教授をお招きして『長万部~見渡す過去・現在・未来ー歴史と文化、新幹線をキーワードにー』と題し、講演をしていただきました。
 櫛引先生は長年の調査・研究で見えてきたことの中から、日本中どこでも新幹線の開業により新幹線は「良い効果」も「悪い効果」も運んでくること。新幹線を誘致することが目的なのではなく、使いこなすその手段を持たなければ、その地域や町が豊かにならないこと。そして、本校が先日行った青森西高校との交流は、北海道と青森の歴史的な一歩であることを熱心に語ってくださいました。
 本日の講演により、新幹線がもたらす未来についてより深く考えることができました。

「認知症サポーター養成講座」

 11月2日(木)2校時の2年生「家庭基礎」の授業にて、長万部町役場保健師の三田藍様、長万部町愛会居宅介護支援事業所介護支援専門員の七尾育絵様、長万部町デイサービスセンター生活相談員の村上理恵様に来校していただき、「認知症サポーター養成講座」で、講義をして頂きました。

 認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする方法など実践も混ぜて、お話しをいただきました。

 生徒の皆さんからは、「今、認知症になっている祖父がいるので、会いに行く時に学んだことを活かして接していきたいと思った。」「言葉遣いに気をつけたり、今後困っている高齢者がいればできる限り対応したい。」「高齢者には早口や質問攻めはダメであることを学べた。」などの感想を述べており、これからの生活で高齢者との関りがある時に、役立てられる貴重な講義となりました。

 講師で来校頂きました三田藍様、七尾育絵様、村上理恵様、ご協力ありがとうございました。