長万部高校の日常

長万部高校の日常

2年生家庭基礎「認知症サポーター養成講座」

 11月19日(水)6校時の2年生「家庭基礎」の授業において、長万部町長愛会居宅介護支援事業所介護支援専門員の七尾育絵様、長万部町デイサービスセンター生活相談員の村上理恵様、長万部町役場社会福祉士の小山内智志様に来校していただき、「認知症サポーター養成講座」で講義をしていただきました。

 認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする方法などの実践を交えて、お話しいただきました。

 生徒の皆さんからは、「高齢者の方と認知症の方の接し方や気をつけることは同じだなと感じました。授業で学んだことは、これからのさまざまな場面で活かしていけるように頑張りたいです。」「今回の授業でさらに、認知症についての知識を深めることができて良かったです。また認知症は治らないと思っていましたが、周りの人が優しく接したりすることで改善されることが分かりました。」「声の正しい掛け方、加齢と認知症による物忘れの違い、症状の違いや理解をしっかり持って接してあげることの大切さや実際にお話しするときはしっかりと人生の先輩として敬意を持つ、早期治療や発見の大切さを改めて知ることができました。」などの感想があり、これからの生活で高齢者との関りがある時に、役立てられる貴重な講義となりました。

 講師で来校いただきました七尾育絵様、村上理恵様、小山内智志様、ご協力ありがとうございました。

 

日本の伝統芸能に係る出前授業を行いました。

 11月18日(火)、第1学年「音楽Ⅰ」の授業において出前授業を実施し、我が国の伝統芸能である雅楽を学びました。講師には、本校の学校運営協議会委員である小野雄二様にお越しいただきました。

 授業では、龍笛の体験を行いました。生徒たちは、美しい音色を出すために試行錯誤していましたが、運指表を頼りに雅楽の伝統的な曲である「越天楽」の一節を演奏するなど、主体的に龍笛や「越天楽」を親しみました。休み時間にも練習し、講師に褒められるとはにかんだ表情を見せていました。

 また、笙や龍笛の実演では、「越天楽」や「君が代」、「もののけ姫」等の身近な曲を聴き、雅楽の楽器が生み出す神秘的な響きを体感することができました。雅楽に関する様々なエピソードを交えて実演していただいたことで、雅楽を身近に感じることもできました。

 普段触れる機会が少ない日本の伝統芸能を体験し、学びを深めるきっかけをくださった小野様に厚くお礼申し上げます。本日の取組を足がかりに、学校運営協議会との連携を深め、より一層学校と地域が一体となった生徒の育成を促進していきたいと思います。

高齢者施設で訪問演奏を行いました。

 11月13日(木)、第3学年の音楽Ⅱを選択する生徒が「ふれあいハイムおしゃまんべ」を訪問し、演奏会を開催しました。演奏会では、生徒たちが選曲した「サライ」、「もう恋なんてしない」、「赤いスイートピー」を、バラエティ豊かな楽器編成で演奏しました。最後には、利用者の皆様と「赤とんぼ」、「蛍の光」を合唱し、音楽をとおして心を通わせることができました。

令和7年度長万部町小中高合同発表会を実施しました 

 11月12日(水)、長万部町学習文化センター大ホールにおいて令和7年度長万部町小中高合同発表会を実施しました。

 今年度は小学校6年生、中学校2年生、高校2年生が発表を行いました。各校の年齢や学習の段階に応じた特色ある発表がなされ、私たちの町を今以上に良くするための児童生徒の考えやふるさとへの思いが披露されました。

 大ホールでの発表のあと、ロビーでは高校1年生によるポスターセッションが行われました。町を良くするための高校生の気付きや方策を伝えることができました。

 当日は、学校運営協議会委員や各校PTA、町民の皆さまにもご来場いただき、長万部町教育委員の小野雄二様を審査員としてお迎えしました。

   

   

令和7年度 北海道長万部高等学校に関する地域懇談会 開催 地域とともに考える「魅力ある高校づくり」

 令和7年10月28日(火)17時45分から19時45分まで、長万部町福祉センター講堂において、「令和7年度北海道長万部高等学校に関する地域懇談会」が開催されました。

本懇談会は、地域の方々に北海道長万部高等学校の現状や取組について広く理解してもらうとともに、意見交換をとおして今後の高校の在り方を共に考え、魅力ある高校づくりにつなげることを目的として行われたものです。

当日は、長万部町及び近隣町の小・中学校関係者(教職員、PTA)、長万部町内の関係団体、北海道長万部高等学校の教職員やPTA、同窓会、学校運営協議会委員、そして地域住民など、約120名が参加しました。

 開会にあたり、長万部町教育委員会の近藤英隆教育長が挨拶を行い、続いて来賓として長万部町の木幡正志町長が祝辞を述べました。また、北海道教育庁からも多くの来賓が出席し、関係機関の連携の重要性が確認されました。

 第一部では、北海道教育庁学校教育局高校教育課高校改革推進室課長補佐の滝田尚誠様が「長万部高等学校の現状等について」と題して道教委の指針等の説明を行い、続いて北海道長万部高等学校の土屋靖雅校長が「長万部高等学校の現状と今後について」と題して発表しました。

 第二部の協議では、「現状を踏まえた地域における長万部高校の在り方」「新入学生を増加させるために必要なこと」などをテーマに、活発な意見交換が行われました。参加者からは、地域と学校が連携して魅力を発信していく方策や、教育活動の特色化に関する具体的な提案が寄せられました。

 最後に質疑応答を経て、今後も地域とともに長万部高校の魅力向上を図っていくことを確認し、19時45分に閉会しました。

青森西高校 交流会

 10月31日(金)、青森西高校の生徒5名が本校を訪れ、本校生徒会との交流を行いました。

 はじめに校内の案内を行い、その後、本校の特色についてスライドを用いながら説明しました。

 続いて行われた生徒間交流では、「こんな校則があったらいいな」、「高校生活をもっと充実させるためにできること」の2つのテーマについて意見交換を行いました。

 生徒たちは互いの学校の違いに興味を持ち、活発に意見を交わす姿が見られました。笑顔の中にも真剣な表情が印象的で、双方にとって有意義な時間となりました。交流の最後には、全員で給食をともにし、和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。

 給食後には、本校で「課題研究」を履修している生徒4名が、授業の一環として取り組んだ商品開発及び「弁当作り」についてスライドを用いて発表を行いました。青森西高校の生徒の皆さんは、駅弁作りの企画に取り組んでいることもあり、真剣な眼差しで説明に耳を傾けていました。

 今回の交流をとおして、両校の生徒たちは新たな視点や発想を得るとともに、互いの学校生活への理解を深める貴重な機会となりました。今後もこうした交流を大切にし、学びとつながりを広げていきたいと思います。

 

 

 

令和7年度 見学旅行に行ってきました!

2学年生徒12名、引率団3名の計15名で京都・大阪の関西方面3泊4日の見学旅行に行ってきました。団長を務めた校長先生からは、前日の結団式で「体調管理」「ルールと時間を守る」「それぞれが楽しみ、皆で楽しむ」の3点を意識するようお話ししていただきました。生徒たちはそれぞれが自覚を持って行動しており、楽しみながらも成長していく様子が見られる4日間となりました。

〈10/20 結団式〉

 

〈10/21 見学旅行1日目~平等院鳳凰堂見学〉   

〈10/22 見学旅行2日目~和菓子作り体験、京都・大阪自主研修〉

〈10/23 見学旅行3日目~ユニバーサルスタジオジャパン〉

〈10/24 見学旅行4日目~大阪自主研修〉 

 

中高合同講演会が行われました

 10月28日(水)、長万部中学校を会場に中高合同講演会が行われました。

 前半は「障がいのある人の人権」についての講演を聞き、理解を深める時間となりました。

 後半は函館元町ライオンズEBC「ハダーズ」の皆様をお招きし、車いすバスケットボールの体験を行いました。競技用の車いすと普段使う車いすとの違いを学び、実際にボールを使ってプレーするなど、生徒たちにとっては新しい発見の連続でした。最後にはミニマッチも行い、選手の皆さんのスピードに驚きながらも、一生懸命に車いすを動かしていました。

 

 

 

 

 

保育実践での出前講座及び育児体験学習について

 10月1日(水)3校時の3年生「保育実践」の授業において、長万部町役場保健師の澤口夏澄様をお招きし、「心とからだの健康学習」について、講義をしていただきました。

 命の大切さや生命の誕生の素晴らしさ、沐浴の仕方など実践を交えて、お話しをいただきました。

 生徒からは、「自分が子育てをする立場になったら、今回学んだことを活かして子育てに役立てたいと思った。」「子どもや産んでくれた相手にどのようなことができるかを少しずつ考えていこうと思った。」などの感想がありました。

 先日の澤口様の講話に引き続き、命の大切さや生命の誕生の素晴らしさ、保護者の方々の実際の育児での体験談など、お話しをいただきました。

 生徒からは、「赤ちゃんを見ると癒やされたが、子育ては大変で辛いこともあると思う。しかし、自分の母から愛を受けて育ったことを再認識でき、良い機会になった。」「子どもを育てたいと思った際には、計画的に時間や経済のことを考え、出産や育て方を知った上で、責任を持って子どもを育てられるようにしたい。自分を育ててくれた親に感謝したいと思った。」などの感想がありました。

 近い将来きっと役立つ、貴重な体験学習となりました。

 ご多用の中、ご来校いただきました澤口夏澄様、池田雄二郎様、神穂乃果様、保護者2名の皆様、ご協力ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

薬物乱用防止講演会

 10月16日(木)6校時、八雲警察署生活安全係の山田剛様をはじめ、3名の方を講師にお迎えし、薬物乱用防止講演会を実施しました。

 講演の前半では、薬物の危険性や依存の恐ろしさ、さらには薬物が心身に及ぼす影響について具体的な事例を交えてお話しいただきました。生徒たちは改めて薬物の恐ろしさと「絶対に関わらないことの大切さ」を学ぶことができました。

 後半では、日常生活で役立つ護身術の紹介に加え、さすまたを用いた不審者対応の実演をしていただきました。生徒も実際の体験をとおして、冷静な判断と安全を守る行動の大切さを学ぶことができました。

 今回の講演をとおして、生徒一人ひとりが自らの命と安全を守る意識を高めるとともに、社会の一員として責任ある行動をとることの重要性を再認識する貴重な機会となりました。今後も本校では、安心・安全な学校生活の実現に向けて、継続的な啓発活動に取り組んでまいります。