長万部高校の日常

長万部高校の日常

草刈りボランティアに参加しました。

澄み切った青い空、本格的な夏の到来を予感させるほどよい暑さの中、長万部町知来にある「あやめのお庭」の草刈りボランティアに参加しました。ここは「NPO法人長万部町緑と樹を愛する会」初代会長 丹野さんの広大なお庭であり、長万部町の町花「あやめ」がたくさん咲くように長い年月をかけて手入れをしてきた庭でもあります。本校からは3年生4名、1年生1名が参加し、あやめの草を切らないように汗だくになって、周囲の草刈りをしました。さらに草刈りだけでなく丹野さんが森を案内してくれたり、今まで作られた工芸品の数々を拝見し、何ものにも変えられない貴重な体験をすることができました。ご協力・ご助力いただいた地域の方々、本当にありがとうございました。あやめが咲く7月が楽しみです。

歯の健康学習

4月28日(水)
 1年生を対象とした歯の健康学習を行いました。長万部町役場の保健師さんに講師に来ていただき、歯周病に関することや歯磨きの仕方について講話をしていただきました。
 また、歯の染め出しを行い、歯垢が残りやすい場所を確認した後、歯磨きの仕方について学習をしました。生徒からは「思っていたより磨けていないところがあった」や「歯の間の磨き残しが多かった」などという感想があり、歯磨きの仕方を見直すきっかけになったのではないかと思います。


 歯は、食べたり、話をしたり、表情を豊かにするためにとても大切であり、一生涯に必要なものです。今回学習したことを忘れず、今まで以上に歯を大切にしてもらいたいなと思います。

交通安全講話

 4月16日(金)、交通安全講話が実施されました。日本損害保険協会北海道支部の古川 浩(ふるかわ ひろし)氏をお招きし、自転車乗車のマナーや交通法規についての理解を深めることを目的としたお話をしていただきました。

 講話は主に三つの内容から構成されていました。一つ目は、自転車事故が起こりやすい状況の紹介。安全不確認や一時不停止といった不注意に潜む危険を学びました。二つ目は、安全な自転車の利用のために大切な心掛けについて。例えば、車道は左側を走行することや、イヤホンや携帯電話を使用しないといった点について触れられました。そして最後に三つ目は、事故に伴う責任や保険について。仮に自分が加害者になってしまった場合、どのような責任が問われるのかといったことについて学びました。

 本校には、自転車を利用して登下校する生徒が在籍しています。今回の講話の内容を決して他人事として受け止めるのではなく、自分にとって非常に身近な話だと受け止めてほしいです。

着任式・始業式

4月8日(木)、令和3年度始業式および新しく赴任された先生方の着任式がありました。

始業式では山田校長より「今年度は感染対策を十分にした上で、できる行事はなるべくしていきたい。」というお話がありました。引き続いて行われた着任式では、新たに赴任された先生方が紹介され、各先生からの挨拶がありました。

昨年度は新型コロナ対策として、試行的にジャージ登校も可としていましたが、今年度からは制服登校に戻し、また新たな気持ちでの門出です。

 

新しく赴任された先生方

小野寺直彦(おのでら なおひこ)先生 教科:数学

沼田優太郎(ぬまたゆうたろう)先生 教科:国語

東藤 大悟(とうどう だいご)先生 教科:保健体育

喜多本 柊(きたもと ひいらぎ)先生 養護教諭

令和3年度第73回入学式

 4月8日(木)第73回北海道長万部高等学校入学式を挙行いたしました。感染症拡大防止のため、新入生、保護者およびPTA会長のみの参加といたしました。

 新入生19名が学校長から入学許可を伝えられ、新しく始まる高校生活の第一歩を踏み出しました。新入生代表は「これからの高校生活三年間で、私達は強い心を持って、勉強をはじめ、様々な活動に取り組んでいきたいと考えています。時に悩むことや間違うことがあるかもしれませんが、立派な社会人になるために精一杯努力したい」と、力強く宣誓してくれました。

 充実した高校生活となるよう、授業だけでなく行事や部活動などにも主体的に参加し、大きく成長してくれることを期待しています。

修了式・離任式

 3月24日、本年度を締めくくる修了式が行われました。新型コロナウィルスの感染拡大による春の休業後は、行事の中止や改変、実施時期の移動などがあいつぎ、生徒・教職員ともにハードな日々でしたが、無事この日を迎えることができました。この日は、あわせて吹奏楽部への伝達表彰も行われました。

 引き続き行われた離任式では、産休を含め長万部高校を離れる4名の先生方に対し、生徒代表の感謝の言葉や花束の贈呈が行われ、4名の先生方からもご挨拶をいただきました。一部卒業生も駆けつけ、最後は拍手で離任される先生方を送りました。

見学旅行最終日

ここまで発熱等もなく無事に最終日を迎えました。ホテルの朝食もソーシャルディスタンスはもちろんのこと、一人一人がアクリル板で仕切られている徹底ぶりです。さて最初に訪れたのは日本三景の一つ「松島」をフェリーで観光。約260余りの島には全て名前がつけられ、まさに絶景。10年前の震災で形が変わってしまった島もありました。当時は自然の防波堤として活躍してくれたそうです。

その後、「仙台うみの杜水族館」を見学しました。震災の影響で移転してまだ5年くらいしか経っていないので、とても綺麗な施設で、珍しい魚もたくさん。イルカのショーや鰯のショーを見て楽しみました。さて仙台を後にする時間になりました。お世話になったバスガイドさんや運転手さん、看護師の方とお別れをして、新幹線で北斗駅へ向かいます。今回の旅行で普段見ることのない名所旧跡を訪ねられたことはもちろん、東日本大震災の傷跡を直に感じることができたことは、我々にとって価値のあることだったと思います。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

見学旅行3日目

今日は会津若松市のシンボル、かの伊達政宗も城主だったことのある鶴ヶ城を見学しました。天守閣までの道のりは博物館になっており、歴代城主や600年の歴史を知ることができる興味深い内容でした。その後仙台までの移動中、バスの中ではビンゴゲームが行われ、バスガイドさんから景品をもらえる人もいて大盛り上がり。午後は仙台市内を満喫し、今日も1日無事に過ごすことができました。

見学旅行2日目

 今日は朝8時にホテルを出発し、徳川家康を祀る「日光東照宮」へ。当時約450万人を擁して作られた絢爛豪華な陽明門などを見学し、有名な「見ざる言わざる聞かざる」や「ねむり猫」の彫刻を直に見ることができました。

 昼食は宇都宮市で、名物のぎょうざを堪能し、日光猿軍団のショーを見て、大いに楽しみました。その後、福島県まで北上し、移動のバスの中で戊辰戦争の凄まじさを事前に学習した上で飯盛山に上り、悲劇の最後を遂げた白虎隊が自刃した場所まで行きました。高校生と同じ世代の少年たちが何を思い、どうしてこのような選択をしなければいけなかったのか、改めて考えさせられる1日でした。

見学旅行初日

見学旅行初日、今日は北斗駅から新幹線を乗り継ぎ、仙台、福島を経て一気に栃木県宇都宮市まで。さらにバスで鬼怒川温泉のホテルに到着。移動疲れもある中、ちょっと早めの豪華な夕食に舌鼓。みんな元気に過ごしています。

第70回 卒業証書授与式

 3月1日(月)第70回卒業証書授与式を挙行いたしました。今年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から、卒業生および保護者のみの参加といたしました。また、昨年度同様、時間を短縮しての式となりましたが、現生徒会長による送辞では、新型コロナウイルスに負けない卒業生の頑張りを称え、卒業生代表の答辞は、保護者の皆様をはじめ3年間お世話になった方々への感謝の言葉が溢れた素晴らしいものでした。ここに第70期卒業生26名はそれぞれの思い出や期待を胸に大きく旅立ちました。

 改めまして、保護者の皆様、3年間関わっていただいた皆様に深くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

全国高校生MY PROJECT AWARD 2020 北海道Summit

 1月30日(土)『全国高校生 MY PROJECT AWARD2020北海道Summit』がオンライン(ZOOM)で開催されました。この全道大会は、道内各地の高校生が集まり自分たちが取り組んできた探求活動の成果を発表する場で、今回は12の高校から25グループが集結しました。参加グループはオンライン上で5つのグループに分けられ、割り当てられたグループの中で発表をしました。

 本校からは、地産地消をテーマに活動してきたD班が参加しました。昨年11月に行われた校内発表会で優勝したことから、当グループが参加することとなりました。校内発表では、長万部町内でとれた鮭と山菜が町内でよく消費されていないことに着目したこと、地域の方々と連携し、3度の試作を経てレシピ開発(おにぎりとぎょうざ)を実現させたことを発表しました。

 校内発表後、「自分たちの活動・レシピをより多くの町民に知ってもらいたい」という思いがより一層強くなりました。話し合いの結果、全道大会までの約1ヶ月間、広報活動に力を入れることにしました。毎日ミーティングを行い、自分たちの活動とレシピを紹介するチラシを完成させました。その後すぐに役場に行き、町の広報誌2月号に織り込ませていただけることになりました。チラシはこちら

 いよいよ全道大会当日を迎えました。生徒にとっては経験の少ない、オンラインでの発表でした。聞き手が目の前にいないということで、生徒は困惑するのではと心配しましたが、見事に堂々と発表してみせました。真剣に取り組み、準備してきたことが自信に繋がったのだと思います。また、同じグループの他校の発表を聴くこともできました。「こんな凄い発表をする高校生がいるのか」と驚いた表情を時折見せつつ、自分に足りないものは何だろうと考え、真剣な表情でメモを取るシーンもありました。普段学校で過ごしていて、他校の生徒からこのような刺激を受ける機会はなかなかありません。非常に貴重な経験になることは間違いないでしょう。この経験が、これからの日々の学習や就職活動といった今後の人生に活きれば良いと思います。

 このように、日々生徒が存分に学習に取り組むことができているのは、紛れもなく地域や保護者の方々といった多くの人の協力があってこそです。今回のD班の活動も例外ではありません。地域食堂や社会福祉協議会、町役場をはじめとした多くの方々からのお力添えなくては、今日の完成度はありません。本当にありがとうございました。

☃かきボランティア☃

 2月9日(火)本校2年生4名、1年生3名は高齢者の住宅で雪かきのボランティア活動を行いました。この活動は、2年生の総合的な探究の時間で取り組んでいた「まちづくりプロジェクト」の一環で、実際に高齢者とふれあいたいと企画したものです。

 当日雪が降りしきる中、生徒達は一生懸命雪かきに励んでいました。高齢者の方から直接お礼を言っていただき、生徒達にとって貴重な体験になりました。

この活動に協力していただいた町民の方々に感謝申し上げます。

就労者教育実施

 1月28日、29日に就労者教育が2年生を対象に行われました。この活動はキャリア探求の一環として行われ、勤労観や職業観、労働法、ライフデザイン、自己実現の方法などを学び、多様な視点で仕事や人生について考えることができました。

まちづくりカフェ中止のお知らせ

 12月18日(金)に実施予定の「まちづくりカフェ」につきまして、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら中止としましたことをお知らせいたします。

小中高合同「ふるさと学」発表会

 11月19日(木)に第3回目となる小中高合同「ふるさと学」発表会が開催されました。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、高校生2年生のみの発表となりました。全グループ、とても良い発表でした。”自分たちで”アクションをして、なかなかうまくいかなく壁にぶつかったり、悩んだりしてこの日を迎えたと思います。そのなかでの「学び」をしっかりと伝えてくれました。発表時間が7分間と短かったので、すべてをこの場で伝えることはできなかったと思いますが、「自分たちの言葉で」大切に紡いでいた1時間半でした。この発表会で終わりではなく、さらに自分事としてアクションを続けたり、この経験を進路につなげていきたいと思います。ご参加いただいた地域の方々、ご来賓、評価者の方々、本当にありがとうございました。引き続き、ご協力お願いいたします。

吹奏楽部 第24回定期演奏会

 11月15日(日)、14時から町学習文化センター大ホールにて、本校吹奏楽部の第24回定期演奏会が行われました。コロナ禍の影響でコンクールが中止となり各種行事での演奏会も無くなった状況でしたが、3年生4名の最後の発表の場をなんとか作りたいという思いで、定期演奏会実施に踏み切りました。

 3部構成のプログラムで全13曲を部員9名と顧問で演奏し、観客からの手拍子もいただき心温まる演奏会となりました。

 実施に際してご協力いただいた皆様、心より感謝いたします。また、会場まで足をお運び聞いてくださいました皆様、本当にありがとうございました。

職業説明会

 11月11日(水)専門学校による就職説明会が1・2年生を対象に行われました。これは1年生は早期から勤労観を学び、2年生は来年度に迫った進路活動に向けて、それぞれの職業の具体的理解と心構えを学ぶ機会です。看護、福祉、公務員、建築、調理製菓、事務、サービス、ファッションなど職業を大きく15分野に分け、それぞれの専門学校の講師が説明会を行いました。生徒が興味を持っていた職業について、より深めることができ、より関心を持つことができたよい経験でした。

生徒会レクリエーション開催

 11月6日(金)、生徒会レクリエーションを開催しました。

 今年は新型コロナウイルス感染症対策の影響で、学校祭をはじめ多くの学校行事が中止になってしまいました。そこで、何か代わりになるものができないかを考え、1・2年生の新しい生徒会が初めて企画し、開催することができました。

 全校生徒が学年を縦割りにして班を作り、午前中は綱引きやドッヂビー、ミニバレーと運動系の内容、午後はeスポーツ、早飲み大会で盛り上がりました。

 また、閉会式後には生徒会長より「いじめ撲滅宣言」が宣言されました。

企画立案・準備等、生徒会の初めての仕事として手探り状態での開催でしたが、生徒会のメンバーがリーダーシップを発揮し、みんなが楽しむことができたいい一日でした。

長万部高校OB・OG座談会 ~長万部町役場 編~

 10月6日(火)、町学習文化センターの2階研修室において、本校OBで本町役場に勤務する3名の方と本校生徒との座談会が16:00から行われました。

 目的は先輩の方々から『自らの公務員試験受験体験や心構え、実際の仕事のやりがいや面白さ・大変さなど』を話していただき、本校で公務員に興味のある生徒達が「本気になり、勉強するための第一歩」となることです。

 先輩方からは

(1)家で決まった時間に勉強するスタイル(毎日2時間)を早めに確立した。

(2)学校にあった問題集を借りてコピーして勉強した。

(3)東京アカデミーの夏季講習に参加して刺激を得た。

(4)高2から本格的に勉強し、公務員模試を継続して受験した。

(5)模試はただ受検するだけでなく、自己採点し間違いを何度か見直し、頭に入るまで勉強した。

(6)教養試験や小論文の対策をもう少しやるべきだった。

(7)進路について大学をあきらめ、安定した公務員に切り替えた。

(8)公務員試験は様々な試験があるので、できるだけ早く情報収集した方がよい。

などのアドバイスをいただきました。

 今回参加していただいた佐藤大典さん、中山優大さん、佐藤涼太さん、お忙しい中貴重なアドバイスをしていただきありがとうございました!

 また、今回の企画の発案者は、町の学習文化センターに勤め、長万部町地域町おこし協力隊でもある亀田純孝さんです。この座談会で司会も務めていただきました。今後、第2、第3の企画も計画していただいているということで、よろしくお願いします。