長万部高校の日常

長万部高校の日常

見学旅行3日目

今日は会津若松市のシンボル、かの伊達政宗も城主だったことのある鶴ヶ城を見学しました。天守閣までの道のりは博物館になっており、歴代城主や600年の歴史を知ることができる興味深い内容でした。その後仙台までの移動中、バスの中ではビンゴゲームが行われ、バスガイドさんから景品をもらえる人もいて大盛り上がり。午後は仙台市内を満喫し、今日も1日無事に過ごすことができました。

見学旅行2日目

 今日は朝8時にホテルを出発し、徳川家康を祀る「日光東照宮」へ。当時約450万人を擁して作られた絢爛豪華な陽明門などを見学し、有名な「見ざる言わざる聞かざる」や「ねむり猫」の彫刻を直に見ることができました。

 昼食は宇都宮市で、名物のぎょうざを堪能し、日光猿軍団のショーを見て、大いに楽しみました。その後、福島県まで北上し、移動のバスの中で戊辰戦争の凄まじさを事前に学習した上で飯盛山に上り、悲劇の最後を遂げた白虎隊が自刃した場所まで行きました。高校生と同じ世代の少年たちが何を思い、どうしてこのような選択をしなければいけなかったのか、改めて考えさせられる1日でした。

見学旅行初日

見学旅行初日、今日は北斗駅から新幹線を乗り継ぎ、仙台、福島を経て一気に栃木県宇都宮市まで。さらにバスで鬼怒川温泉のホテルに到着。移動疲れもある中、ちょっと早めの豪華な夕食に舌鼓。みんな元気に過ごしています。

第70回 卒業証書授与式

 3月1日(月)第70回卒業証書授与式を挙行いたしました。今年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から、卒業生および保護者のみの参加といたしました。また、昨年度同様、時間を短縮しての式となりましたが、現生徒会長による送辞では、新型コロナウイルスに負けない卒業生の頑張りを称え、卒業生代表の答辞は、保護者の皆様をはじめ3年間お世話になった方々への感謝の言葉が溢れた素晴らしいものでした。ここに第70期卒業生26名はそれぞれの思い出や期待を胸に大きく旅立ちました。

 改めまして、保護者の皆様、3年間関わっていただいた皆様に深くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

全国高校生MY PROJECT AWARD 2020 北海道Summit

 1月30日(土)『全国高校生 MY PROJECT AWARD2020北海道Summit』がオンライン(ZOOM)で開催されました。この全道大会は、道内各地の高校生が集まり自分たちが取り組んできた探求活動の成果を発表する場で、今回は12の高校から25グループが集結しました。参加グループはオンライン上で5つのグループに分けられ、割り当てられたグループの中で発表をしました。

 本校からは、地産地消をテーマに活動してきたD班が参加しました。昨年11月に行われた校内発表会で優勝したことから、当グループが参加することとなりました。校内発表では、長万部町内でとれた鮭と山菜が町内でよく消費されていないことに着目したこと、地域の方々と連携し、3度の試作を経てレシピ開発(おにぎりとぎょうざ)を実現させたことを発表しました。

 校内発表後、「自分たちの活動・レシピをより多くの町民に知ってもらいたい」という思いがより一層強くなりました。話し合いの結果、全道大会までの約1ヶ月間、広報活動に力を入れることにしました。毎日ミーティングを行い、自分たちの活動とレシピを紹介するチラシを完成させました。その後すぐに役場に行き、町の広報誌2月号に織り込ませていただけることになりました。チラシはこちら

 いよいよ全道大会当日を迎えました。生徒にとっては経験の少ない、オンラインでの発表でした。聞き手が目の前にいないということで、生徒は困惑するのではと心配しましたが、見事に堂々と発表してみせました。真剣に取り組み、準備してきたことが自信に繋がったのだと思います。また、同じグループの他校の発表を聴くこともできました。「こんな凄い発表をする高校生がいるのか」と驚いた表情を時折見せつつ、自分に足りないものは何だろうと考え、真剣な表情でメモを取るシーンもありました。普段学校で過ごしていて、他校の生徒からこのような刺激を受ける機会はなかなかありません。非常に貴重な経験になることは間違いないでしょう。この経験が、これからの日々の学習や就職活動といった今後の人生に活きれば良いと思います。

 このように、日々生徒が存分に学習に取り組むことができているのは、紛れもなく地域や保護者の方々といった多くの人の協力があってこそです。今回のD班の活動も例外ではありません。地域食堂や社会福祉協議会、町役場をはじめとした多くの方々からのお力添えなくては、今日の完成度はありません。本当にありがとうございました。