長万部高校の日常
こころとからだの健康学習(事前学習)
去る10月4日(月)三学年の総合的な探究の時間に、こころとからだの健康学習の事前学習を行いました。
妊婦体験シミュレーターを使って、臨月の身体の重さや動き辛さを体感したり、首の座っていない赤ちゃん人形にミルクをあげたりおむつを取り替えたりする難しさを体験しました。
また、現在子育て真っ最中の先生方や奥様に生徒たちからアンケートを行い、日常生活での大変さや、子どもの可愛さ、大切さをリアルに感じる事のできる回答をもらい、学習後のアンケートには『自分もこんなに大変な思いをして育てられたのかということが分かり感謝の気持ちが湧いてきた。』『自分は生む立場ではないがパートナーとしてしっかり支えてあげたい』など沢山の感想が寄せられ、大変意義深い学びの時間となりました。
[Learning What It Is like to Raise a Baby]
On October 4th, a preliminary to Mental and Physical Health Study took place for the third year students.
They learned hardships of pregnancy; using some pregnancy simulators, they experienced how heavy one can feel being pregnant, how difficult one will feel moving around with a baby inside them, and also how tough it is to give milk to a baby with their neck not stable.
Also, the students had a chance to learn what it is really like to have a child (especially very young); they had asked some mothers around (e.g., a wife of one of the teachers) questions about having a baby. The firsthand answers (with real experiences the mothers had been through) told the students about adorableness as well as hardships of having a baby/babies. Reading them, one student said “my parents has been raising me with much more efforts than I ever possibly imagined. Now, I am so grateful to my parents.” Another said “I never get to give birth to a baby myself (as I am a man), but I will stand by my future spouse.”
These comments (with all the others aside for the sake of space) make obvious that it was a meaningful time for the students.
(Written by Yuto Kobayashi, 2021 2nd year)
道南支部英語弁論大会
9月18日(土)、第59回函館地区高等学校英語弁論大会が函館商業高校にて行われました。道南の高等学校に属する高校生計12人が集まり、各生徒が自作のスピーチを英語で発表しました。本校からは黒谷心優(3年)が出場し、個人3位という素晴らしい成績を収めました。目指していた「全道大会出場(1・2位の生徒のみ招待)」の夢は叶いませんでしたが、本人にとって大きく成長するきっかけとなる非常に有意義な時間だったと思います。是非これからも後輩たちが続いてほしいものです。
[THE 59TH ALL HAKODATE SENIOR HIGH SCHOOL ENGLISH SPEECH CONTEST]
On September 18th (Tuesday), 59th Hakodate Area High School English Speech Contest took place at Hakodate Industrial High School. A total of 12 students who belong to high schools in the southern part of Hokkaido got together and they delivered their speeches in English.
Miyu Kurotani, a third year of our school, was there and she won the third place. She could not get to go onto All Hokkaido Convention (where all the winners from every area in the prefecture assemble and compete) as only the top two students (first and second place) get to the next stage. Miyu Kurotani had made all her efforts to win the first place staying late practicing her speech at school every day. Although the result was not the one she had aimed for, this must be such a significant experience for her.
(Written by Yuto Kobayashi, 2021 2nd year)
長高祭
7月10日(土)11日(日)の2日間、第69回長高祭が行われました。新型コロナウイルス感染症蔓延防止のため、無観客とし、規模を縮小して行いました。
1日目は「パフォ―マンス」と「O-1(オーワン)グランプリ」が行われました。
「パフォーマンス」では軽音楽部、吹奏楽部と和太鼓経験者による演奏披露と有志ステージの発表がありました。どの演奏、有志ステージも長高祭のスタートにふさわしい盛り上げを見せてくれていました。
「O-1グランプリ」とはゲーム・コスプレ・カラオケ部門に分かれて長万部高校のNo,1を決める大会です。出場生徒が全力で挑む姿を見て観客の応援にも熱が入っていました。ゲーム部門では2A鎌田朱羅くんが優勝、コスプレ部門とカラオケ部門は3A黒谷心優さんがW受賞でグランプリを獲得しました。
2日目は「展覧会」と「ステージ発表」が行われました。
「展覧会」は模擬店の代わりとして、各クラスの装飾を見て回りました。どのクラスも教室を飾り付けるだけでなく、1年生は縁日、2年生は射的、3年生はお化け屋敷を用意していました。生徒も「もう終わり?!」「あっという間だった。」と時間を忘れて楽しんでいた様子でした。長万部高校生徒の自分が楽しむだけでなく、他人を楽しませる「おもてなし」の気持ちが素晴らしかったです。
「ステージ発表」では各クラスが準備期間に作成した映像作品の上映と「長万部コレクション」という名の私服披露会、最後にO-1グランプリのカラオケ部門グランプリ受賞者によるアンコール歌唱が行われました。
限られた環境下で生徒会役員の生徒が主体となり、全校生徒で作り上げた長高祭が生徒の皆さんの貴重な思い出になれば幸いです。
秋の避難訓練
9月9日(木)秋の避難訓練を行いました。今回は地震の後に津波が来て屋上に避難するという想定です。生徒は指示をしっかりと聞き、スムーズに避難をすることができました。生徒からは「避難する流れが確認できて良かった」という意見や「東日本大震災を思い出して、気が引き締まる思いだった」という感想がありました。
[ 2nd Evacuation Drill up onto Rooftop ]
On Thursday, September 9th, we held another evacuation drill, second time for the year. This time, we postulated a tsunami caused by an earthquake. The students were able to listen carefully to the instructions and evacuate quickly and calmly.
Here are comments from a couple of students: “I think it is good that I can check how to evacuate.” and “I thought I'd be careful because I remember Great East Japan Earthquake.”
It is obviously important to prepare for such unexpected disasters to protect our lives, so let’s keep in mind what we learned from this drill all the time.
( Written by Iharu Kido, 2021 2nd year )
性教育講演会
7月2日(金)に性教育講演会を行いました。八雲総合病院 助産師の貴田さんと看護師の川村さんが来校し、男女の付き合い方・接し方やデートDV、性感染症、妊娠・出産、LGBTなど、性に関する内容の講話をしていただきました。
生徒からは「将来、必要になる知識だから学ぶことができて良かった」、「自分の考えを一方的に押しつけることもデートDVになるということを知ることができた」、「相手のことも自分のことも大事に考えていけるようになりたい」などといった感想がありました。また、出産の映像を見て、「出産するまでにはたくさんの苦労があり、生まれてからも子育てが大変だと感じたので、親に感謝したいと思った」という感想も見られ、改めて親への感謝の気持ちが溢れている生徒もいました。
情報が簡単に手に入る便利な時代ですが、たくさんの情報があふれているからこそ、正確な情報を得ることが難しくなっています。今回の性教育講演会で学んだことを忘れずに正しい情報を選択できる人になってほしいと思います。
町内清掃
6月29日(火)
2,3年生が町内清掃を行いました。6班に分かれ、それぞれが担当する地区のゴミ拾いを行い、町内の美化に貢献しました。
生徒からは「町内のゴミのポイ捨ての問題という捉え方ではなく、SDGsの観点から地球環境や他の動植物への影響を考えた。改善するために何ができるかを考えたい」という意見や「2,3年生が協力して作業をしたので、親交が深まった」という感想がありました。
町内清掃を通し、町の美化と生徒の成長を感じる時間となりました。
[Students Picking Up Garbage]
On January 29th (Tuesday), the second and third years went out and cleaned the town.
The students were first divided into six groups and then contributed to making the town more beautiful by picking up litter off the street, of which each group was in charge.
Feedback from one of the students says that the student thought about negative effect that litter has on the global environment, animals, and plants particularly in terms of SDGs, not simply about the town being cluttered up with garbage. The student would also consider what people can do to protect the environment together. Another student said that through collaborating and working together with other people(students), they could deepen the relationship with one another, even across the second and third students.
This event was a great opportunity for the students to beautify the town and learn something new.
(Written by Yuto Kobayashi, 2021 2nd year)
宿泊研修を終えて(1学年)
6月28日(月)、29日(火)の2日間、1年生はネイパル森へ宿泊研修に行ってきました。生徒たちにとっては、このメンバーで行う初めての宿泊行事となります。
1日目に行った主な活動はサイクリング、ボートオリエンテーリング、野外炊事でした。サイクリングではネイパル森を班ごとに出発し、アップダウンの激しい道のりを走り大沼へ向かいました。ボートオリエンテーリングでは2〜3人1組のグループに分かれ、コンパスを活用しながら与えられたチェックポイントを巡りました。最初はボートの漕ぎ方がぎこちなかった生徒も、ゴールする頃にはすっかり慣れていて、その姿はとても格好良かったです。そしてネイパル森に戻った後、カレーライスを作りました。お互い声を掛け合いながら料理する姿はとても頼もしく、完成したものはどれも非常に美味しそうでした。
2日目はコミュニケーショントレーニング、ペタンク、5色綱引きを行いました。コミュニケーショントレーニングでは多くのゲームを通じ、他生徒と交流しました。ある生徒による後日談では「普段あまり話さない生徒と話せる機会になったので楽しかった」とのこと。生徒にとって意義のある時間になって良かったです。
最後は、ホームルーム委員長の長谷川 楓(はせがわ かえで)による挨拶で、退所式を終えました。
2日間、活動がぎっしり詰まっていたことから、帰る頃にはみんなすっかり疲れた様子でした。この宿泊研修は生徒1人1人にとっても、1Aという集団としても大きく成長できた、とても充実した時間となりました。
草刈りボランティアに参加しました。
澄み切った青い空、本格的な夏の到来を予感させるほどよい暑さの中、長万部町知来にある「あやめのお庭」の草刈りボランティアに参加しました。ここは「NPO法人長万部町緑と樹を愛する会」初代会長 丹野さんの広大なお庭であり、長万部町の町花「あやめ」がたくさん咲くように長い年月をかけて手入れをしてきた庭でもあります。本校からは3年生4名、1年生1名が参加し、あやめの草を切らないように汗だくになって、周囲の草刈りをしました。さらに草刈りだけでなく丹野さんが森を案内してくれたり、今まで作られた工芸品の数々を拝見し、何ものにも変えられない貴重な体験をすることができました。ご協力・ご助力いただいた地域の方々、本当にありがとうございました。あやめが咲く7月が楽しみです。
歯の健康学習
4月28日(水)
1年生を対象とした歯の健康学習を行いました。長万部町役場の保健師さんに講師に来ていただき、歯周病に関することや歯磨きの仕方について講話をしていただきました。
また、歯の染め出しを行い、歯垢が残りやすい場所を確認した後、歯磨きの仕方について学習をしました。生徒からは「思っていたより磨けていないところがあった」や「歯の間の磨き残しが多かった」などという感想があり、歯磨きの仕方を見直すきっかけになったのではないかと思います。
歯は、食べたり、話をしたり、表情を豊かにするためにとても大切であり、一生涯に必要なものです。今回学習したことを忘れず、今まで以上に歯を大切にしてもらいたいなと思います。
交通安全講話
4月16日(金)、交通安全講話が実施されました。日本損害保険協会北海道支部の古川 浩(ふるかわ ひろし)氏をお招きし、自転車乗車のマナーや交通法規についての理解を深めることを目的としたお話をしていただきました。
講話は主に三つの内容から構成されていました。一つ目は、自転車事故が起こりやすい状況の紹介。安全不確認や一時不停止といった不注意に潜む危険を学びました。二つ目は、安全な自転車の利用のために大切な心掛けについて。例えば、車道は左側を走行することや、イヤホンや携帯電話を使用しないといった点について触れられました。そして最後に三つ目は、事故に伴う責任や保険について。仮に自分が加害者になってしまった場合、どのような責任が問われるのかといったことについて学びました。
本校には、自転車を利用して登下校する生徒が在籍しています。今回の講話の内容を決して他人事として受け止めるのではなく、自分にとって非常に身近な話だと受け止めてほしいです。
本校生による「令和5年度いじめの把握のためのアンケート調査(10月実施)」において、本校は、いじめに該当する事柄がなかったことをお知らせします。
お子様の欠席等の連絡につきましては、8時~8時15分の時間帯にお願いします。